面接官を感動させる唯一の手段とは?

人事を長年やっている方がよく言う言葉があります。
「最近の若い人には熱意がない」

これは私が実際に面接をしていても非常に感じることです。
「働く意欲が本当にあるのか?」
面接をしていると、よくこのように感じてしまう受験生に出会うのです。
昔の自分と今の学生を見比べて、“自分のときはもっと・・”と思っているのは私だけなのか?と思っていました。

しかしあるとき、他の企業の人事の方に話を伺ったところ、やはり同じ事を言っていました。
私自身がネットや本を読み面接に関する情報を仕入れているなかでも、よくこの事を目にしたのです。
多くの面接官は、いまの受験者に“熱意”を感じていない。
実は、これがあなたを大きく採用に近づけるヒントとなるのです。

最後の最後で重要になるもの

「採用までの3つのステップ」を覚えているでしょうか。
・あなたをその他大勢から抜け出させ
・あなたの特徴を確立し
・会社に入社させたくて仕方ないと思わせる

この3つのポイントについは、既にお話した3つのポイントがほぼカバーしています。
しかし、“ほぼカバーしている”と書いたように、これだけではまだ“ほぼ”でしかありません。
いままでお話した3つのポイントを最後の最後で、本物の効果にさせるのが、あなたの“熱意”なのです。

正直に言いうと、“熱意”というのは少々恥ずかしい言葉ではあります。
今では、ほとんどの人があまり自分の“必死さ”というものを表に出しません。
“だから“なのです。

ほとんどの面接官は、受験生に“必死さ”を感じないことをとても寂しく思っています。
だからこそ、たまに現れる“熱意”を持った学生には非常に敏感に反応するのです。
正直に言うとこの“熱意”こそが他の受験者から、あなたが大きく抜け出させる手段なのです。

面接官が「こういう受験生に出会いたい」と感じていることをまさに今、あなたがやるべきなんです。
面接官は言葉で感動することはほとんどありません。
それは年間に数多くの受験生と面接をするからです。
言葉ではなく、“行動“するのです。
行動こそ、面接官を感動させる唯一の手段なのです。

では一体どのような行動で面接官を感動させるのでしょうか?
これは私が実際に行い、そして他の受験者にもさせてきたものです。
抵抗を感じるかもしれませんが、抵抗を感じるからこそ他の受験者から抜け出せるのだということを覚えておいて欲しいと思います。

面接官に熱意を伝える行動とは

実際に面接官に熱意を伝える“行動“についてお話します。
まず、行動で人を感動させるには、「即動く」という事が1番重要です。
同じ行動をするにしても、その“速さ”次第で相手の印象は全く変わります。

「即動く」
これが大前提です。
そして、“熱意”の部分では、あなたがどうしてもこの会社に入社したい、ということを改めて面接官に伝えます。

伝える手段は2つです。
それは「電話」と「手紙」です。
電話では面接終了後、同じ日のうちにもう人事担当者の方へ連絡し
・面接試験を受けさせてもらったお礼
・面接試験で聞いた中で一番興味を持てたこと
・意気込み
を簡潔に伝えます。

意気込みについては、「是非御社で働きたいと思いますので、よろしくお願いします。」と元気よくはっきり言います。

手紙も同じく、
・面接試験を受けさせてもらったお礼
・面接試験で聞いた中で一番興味を持てたこと
・意気込み
を書きますが、電話での内容と若干変えて書きます。

重要なことですが、絶対にパソコンなどでプリントアウトしないでください。
あくまであなたの手書きに限ります。
パソコンで打ち出された文字は“作業的“な印象をモロに相手に伝えてしまいます。
面接官に“作業的”な印象を持たれた瞬間、この手紙は全く無意味なものとなります。
絶対に自分の字で書いてください。

手書きで文章を書く際は、「ゆっくり」書くことが重要です。
字が下手でも、「ゆっくり」と書くことにより“丁寧さ”が格段に上がります。
大学新卒者の場合、「なんだそんなことか」と思われると思います。
実際に大学新卒者の場合、電話と手紙でのお礼をしている学生も多くいます。
なので、あなたが学生であって、既に電話と手紙のお礼をしているのであれば、もうひとつ「メールでのお礼」も付け加えます。
それもしているのであれば、今度は手紙でのお礼に自分の顔写真を付けて出します。

要するに、
「そこまでするか」
というところまで、徹底して“お礼”と“入社への意気込み”を伝えまくるのです。

自分のやっていることが、
「他の学生もやっているかも」
という程度では、あなたの今までの努力は「その他大勢」という言葉だけでかき消されてしまいます。
しかし、その集団から一歩でも前に出ることが出来れば、その瞬間に面接官の記憶にあなたが残ることができるのです。

面接官に、この人は、こんなことまで・・と思わせることができたらあなたは勝ちます。
あなたが面接時に話してきた、“誠実さ“は、あなたの行動によりその信憑性が増します。
面接というのは、慣れてくれば正直どんなことだって言うことはできるものです。

しかし、あなたが発した言葉が本当に真実であるかは、あなたの行動で示すしかないのです。
面接という少ない時間では、“行動”という部分を見せられませんが、“面接後の時間“を最大限に使うことで、あなたの信用はダントツに跳ね上がるのです。

私が面接官になってからの6年間で、このことを実行してきた受験生が2名いました。
いいですか。
6年間でこれをやってきた受験生はたったの2名しかいないのです。
断っておきますが、私の会社は小企業ではありません。
地元では名前を知らない人がほとんどいない年商200億の会社ですら、この程度なのです。
あなたは徹底して“お礼”と“やる気”をアピールし続けてください。
面接が終わった瞬間、あなたの徹底ぶりが勝敗を分けます。
「徹する」
そのことを心に刻んでください。

サブコンテンツ

このページの先頭へ