会社にお礼状を送るときの3つのポイント

それでは実際にお礼状の文例を紹介します。
ポイントについては、3つのポイントを必ず含めて書きます。

(お礼状の3つのポイント)
・面接試験を受けさせてもらったお礼
・面接試験で聞いた中で一番興味を持てたこと
・意気込み

以上の3点を踏まえて以下のように書きます。

拝啓 梅雨の頃、貴社ますますご繁栄のことと存じます。
この度は面接に参加させていただき、誠にありがとうございました。面接では緊張のあまり、上手く言葉にできない場面もあり、大変ご迷惑をおかけいたしました。

面接の中で、社内研修制度についてお教えいただきましたが、私がこれからがんばろうと思っている「やる気」をしっかり支えてくれるすばらしい制度だと感じました。
貴社のような新人をしっかり育成することに重点を置いてくださる会社に、是非とも入社したいと感じました。

何卒よろしくご審査いただき、ご採用いただければありがたいことでございます。
末筆ながら貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。
敬具

それでは、ポイントごとに見ていきたいと思います。

拝啓 梅雨の頃、貴社ますますご繁栄のことと存じます。

会社に対するお礼状ですので、必ずこのような形で始めます。
ちなみに「梅雨の頃」のような文を「時節の挨拶」といいますが、これは“その文章を書いた月”によって変わってきます。

「時節の挨拶」という言葉自体は知らなくても、この文を見たことがある人は多いと思いますが、このような文がさらっと書けると、特に年配者の面接官はそれだけでもかなり評価をしてくれるようになります。

この度は面接に参加させていただき、誠にありがとうございました。面接では緊張のあまり、上手く言葉にできない場面もあり、大変ご迷惑をおかけいたしました。

ここの部分に関しては単純に形式的なものなので、そっくりそのままでも問題ありません。
面接を受けさせて頂いたことへのお礼の部分ですが、あまりここでくどくどと文を長くすると読むのが面倒になってしまいます。

面接の中で、社内研修制度についてお教えいただきましたが、私がこれからがんばろうと思っている「やる気」をしっかり支えてくれるすばらしい制度だと感じました。
貴社のような新人をしっかり育成することに重点を置いてくださる会社に、是非とも入社したいと感じました。

さて。ここが勝負どころです。
この文章では一気に、
・面接試験で聞いた中で一番興味を持てたこと
・意気込み

の2つを言ってしまいます。
面接で聞いた社内研修について、自分もその研修制度がとても良いものだと感じたことを書いています。
ここでひとつポイントなのですが、「面接試験で聞いた中で一番興味を持てたこと」については、“一番会社側が力を入れて説明したこと”を書いたほうが良いです。

もちろん、自分がそれに興味を持てた上で共感できていないとダメではありますが、面接で会社側が一番力を入れて説明しているということは、会社側が“そこに共感してほしい”という合図をだしているようなものですので、たとえ1番興味が持てた部分がそこではなかったとしても、あえてそこを取り上げると良いと思います。

この部分の文章で相手の印象をよくする他の例として、
「わが社は社員教育に一番時間と費用をかけているんですよ」
と易しく言ってくださったことが非常に印象に残りました。
というように、相手の言葉をそのまま書いた後に、その言葉に共感したということを伝えるのも良い方法です。

当然、この部分も会社として強調している部分を取り上げます。
会社側が一番理解して欲しい部分と、受験者側が「これはいい」と感じている部分がずれている事がよくあります。
会社側は、いつも一番自分たちが力を入れている部分に共感してほしいんだ、ということを忘れないでください。

最後のポイントですが、文例を見てわかるとおり、この
・面接試験で聞いた中で一番興味を持てたこと
・意気込み
の部分の前後の文章とは少し離して書きます。
というのも、ココの部分があなたの一番のオリジナル箇所であり、面接官もこの部分を一番重点的に見るため、面接官に見易くしておくのです。

それと同時に、前後の文章と離すことで、最初にハガキ(便箋)をパッと見たときに、すぐにあなたの良い部分が目に入りやすくなるのです。
あなたが一番伝えたい部分は、やはり目に入りやすくすることが重要です。
ちょっとしたことで、嫌味なくできることですので、是非試してみてください。(文章の空け過ぎは逆効果ですので、気持ち程度で結構です)

何卒よろしくご審査いただき、ご採用いただければありがたいこと
でございます。
末筆ながら貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。
敬具

ここも形式どおりでかまいません。このまま書いてください。

最後の文章も
・面接試験を受けさせてもらったお礼
になります。

お分かりの通り、お礼状では3つのポイントのうち、
・面接試験で聞いた中で一番興味を持てたこと
・意気込み
が一番時間がかかる部分です。

しかし、本当に入りたい会社であった場合、実はこの部分はあっさり出来てしまうものです。
お礼文を書く際はゆっくり丁寧に。
そして「早く出す」ことを心がけましょう。決して面接を受けた後に「明日でいいや」などと思わないでください。
面接の合否はほんのちょっとした事で変わるものなのです。
「たった1日」だと思っても、それが運命を分けてしまうこともありえますので、とにかく面接が終わった直後に書き始め、その日のうちに投函してしまいましょう。

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