採用担当者が教える!面接にくる受験生の80パーセントができていないこととは?

面接での減点ポイントは“声量の平均化”です。要するに「声が全然出せていない」ということです。
普通、“面接で合格を勝ち取る方法“と聞くと、最初に何が思い浮かぶかと言えば「面接で話す内容」だと思います。

しかし、私が最初にお話する“減点ポイント”は、面接での話の内容ではありません。
その段階に行く前に、多くの受験者が無視している重要事項があります。
それが“声量”です。

今、あなたは
「そんなこと・・・」
と思いませんでしたか?
もし、そう思ったのならばかなり危険です。
なぜなら、面接にくる受験生の実に80%以上はこの“声量”が足りていないからです。

8割ということは、もうほとんどの受験者の声が出ていないということです。
もし、この意味を本当に理解していれば、“声量”という言葉を聞いて、「やはり」と納得をしなければいけません。
ちなみに“声量“というのは、単純に”声の大きさ“と考えて結構です。
その単純な“声の大きさ”について、8割以上の受験生が全く普段どおりの声量で話しているのです。

“声の大きさ“は本当に重要なポイントです。
なぜなら、たったこれだけであなたは、その他大勢から簡単に抜け出せるからです。

だってそうですよね。
8割が普段どおりの“声の大きさ”で話しているのですから。

実は、私が面接官を始めて最初に感じたのが実はこの「声」の部分でした。
複数の採用を勝ち取る受験者は、必ずはっきりとした大きな声で話をします。
これはもう例外がないのです。
例外がないのならば、あなたも今すぐに実行するべきなのです。

不採用者ほど軽視するポイント。それが「声」なんです。
私が面接官になり多くの受験者と接している中で、つくづく声は重要だと感じています。
なので、私は採用を勝ち取れない人にはまずこの「声」の話をするのです。

しかし、そういうアドバイスをしていて驚いたことですが、この「声を大きく出す」という話をすると、ほとんど人が一瞬笑います。
本当にほとんどの人が笑みをみせるのです。
まるで「そんなことは分かっています」と言わんばかりに・・

いいですか。
何度もいいますが、面接をしている人の8割は普段となんら変わることのない声量で面接に挑んでいるのです。
私の「大きな声で話をする」という言葉を聞いて笑みを見せた人たちは、そのほとんどがこの8割の人です。
そして、また「いつもの声」のまま面接に挑んでしまうのです。

面接で採用を勝ち取りたいのなら、他の人と同じ声量の平均化ではダメです。全く問題になりません。

「声を出す」というのは非常に簡単に実践できるのに、誰もやっていないポイントです。
私から言わせれば、こんなに「おいしいポイント」をみすみす逃している人が多すぎます。
本当に採用されたいのかな?と疑いたくなるくらいです。

絶対にあなたは「声を大きく」といわれて笑みを見せるような考え方をしないで欲しいのです。
声を出しすぎたらどうしたらいいの?
受験者の中には「TPOを考えないで、とにかく大声で話すのは逆効果なのでは」という人もいます。
その人に「そんなに大きな声を試験で出せるのですか」と聞くと、「もし、それをやったら落ちると思うのでやっていませんが」と言われました。
そういう質問をする人は、きっと本番で大声をだすことはできないでしょう。
人は少しでもやりたくないものについては、やらなくてすむ言い訳を探すものです。
こういうことを言ってくる受験者も同じように、やらなくていい言い訳を探しているに過ぎません。

ただ単純に大きな声を出してください。
でも、もし本当に大きな声を出しすぎて面接官が引いてしまったらどうしたらいいのか。
そうしたら、声の音量を下げればいいだけの話です。
大きな声を出しておいて、それを小さくするのは簡単です。

しかし、普段から声を出していない人にとって、その逆はほぼ無理でしょう。
もしあなたが、あまりにも大きな声を出しすぎた場合、周りの雰囲気を必ず察します。すぐに分かります。
雰囲気を察してから声量を下げても全く問題はありません。
「あ、声が大きすぎましたね」という顔で平然としていればいいのです。

適正な声量について

自分が「これは大きな声だ」と思っていても実際にはそれほど大きくない場合が多々あります。
自分が「これはさすがにうるさいな」と実感できるまで、最初はとにかく音量を上げてください。
「声量を上げる」事を「練習」するつもりで面接に望めば、かならず前回よりも声量は上がります。

声を出しているかどうかが、簡単に分かる場面があります。
それは面接官が2名以上いる場合で、質問をしてくる面接官以外の人が、自分を見ずに何かの用紙を見ている時です。
何かチェック項目を読んでいたり、履歴書を見ている場合など色々ありますが、とにかく机の上を見ていて、話をしている人を見ていない面接官がいる時があります。

そんな時はチャンスです。
“大きな声“が出せると、その机を見ている面接官が突然自分を見てくれます。
それはもう本当に“パッ”と自分を見ます。

机を見ている面接官は、一定の音量に慣れているため、いきなり音量が大きくなると、体の条件反射で、その大きな音がしているほうに顔を向けてしまうのです。
すでに、面接官が全員こちらを向いているときにはできませんが、これはとても分かり易い方法です。

しかし、面接官が全員こちらを向いている場合でも、大きな声を出すと、面接官の目つきが変わります。
これは自分が実際に面接を受けてきた中で発見したことですが、他の受験者よりも明らかに声を出したとき、面接官の目つきが本当に変わるのです。
受験者はとかく、自分が話すことだけに精一杯になりがちですが、このように面接官の“反応”を見ながら話す、ということも重要になってくるのです。
 

女子の受験者へ


「声の大きさ」については、特に女子に言いたい事項です。
一生懸命に「話す内容」を考える割に、声についてはわざとそうしているかのごとく無視しています。

声を出すのが「恥ずかしい」という人もいました。
しかし、これは大問題です。はっきり言わせてもらうと、それで採用をとろうと思っていること自体が恥ずかしいことです。
社会人になった後は、多くの人の前で話をしなければいけない場面や、他にも恥ずかしいと思う場面はたくさん出てきます。

それらに比べて、面接の場で“他の人より大きな声を出す”事すらできない人に、会社が大切な人件費をかけて採用してくれるでしょうか?
大きな声で話ができる、大きな声で挨拶ができる、そういった女子社員というのは、どの企業も必ず求めています。
必ず求めているわけですから、素直に実践しましょう。

実践しているにも関わらず声が大きくならないのなら、それはそれで結構です。
何とか声を大きく出そう、としている態度は面接官からも分かります。絶対に分かります。

でも、ただの“フリ“はダメです。それも面接官にはすぐに分かります。
”フリ“をするくらいなら、ちゃんと声を出しましょう。
絶対に普段出さないくらいの大きな声を出してくださいね。

あなたの「声」の効果をさらに上げる方法

複数人での面接をしていると、時として“大きな声”を出す人が自分以外にも数人いる場合があります。
さきほどのTPOではありませんが、さすがに大きな声を出している人が数人いる中でさらに自分が大きな声を出してしまうと、その部屋がうるさくなってしまう場合があります。

このような時はどうしたら良いでしょうか?
その時は、
ゆっくり話す
を実践してください。

面接は面接官とのコミュニケーションです。
いかに、自分の言葉を相手にしっかり伝えるかが自分を印象付ける鍵となります。
自分以外の受験者がみな大きな声で話していたら、彼らと同じレベルの声をだして、彼らよりも「ゆっくり」話をしてください。

速いスピードの話は、受け手が引いていても聞こえるため、体制としては「引く」体制となりますが、ゆっくり話をする人に対しては、面接官はどうしても聞きに行ってしまうため、体制としては「前のめり」になります。
この「前のめり」の体制作りこそが、相手によく話を聞かせるためのコツです。

「ゆっくり」というと、どれくらいゆっくりなのか分かりづらいかもしれません。
「ゆっくり」というのは、自分が話をしながら「さすがにこれは遅すぎるな」と感じ始める速度です。
実際に話すとわかりますが、それでも実際は聞き手からするとさほど遅くなっていない場合もあります。
できることなら、家族や友人などに自分の話す速さを聞いてもらい、「これくらいの速さで話をしたら聞きやすい?」と質問してみましょう。
きっと自分が感じているよりももっと遅くするように言われると思います。

指摘を受けたらまず大きく調整をしてみて、話すスピードを自分なりにコントロールしてみましょう。
面接時、あなたが緊張してしまい、話が途切れ途切れになったとしても、「ゆっくり丁寧に話す」という態度は面接官に好印象を不えるものです。

大事な場だからこそ、自分の言葉をゆっくり、しっかり相手に話そうという姿勢は、あなたの誠実さを印象付けます。
人間は、緊張するとどうしても早口で話してしまいます。
早口で話された言葉は相手にはほとんど伝わりません。

なぜなら、聞いている方は早く話されるものを頭の中で文章化するだけで精一杯になり、十分に内容を読みとる時間がないからです。
しかし、ゆっくり話すと聞き手は聞いている最中に話の先を読み始めます。

面接官は相手の良いところを探していますから、話を聞きながら
「この人は相手にしっかり自分の意見を伝えようとしているな」
という感想をもつようになるのです。

「ゆっくり話す」という事は全く無駄なく好印象になる方法であることが理解できましたでしょうか。
これを読んでいるあなたは、
「じゃあ、大きな声でゆっくり話せばいいじゃん」
と思いましたよね。

そうなのです。
大きな声でゆっくり話す
これこそが、話し方で一番良い方法なのです。

かなり説明が遠回りになりましたが、それはいきなり「大きな声でゆっくり話す」と言ったのでは、あまりにも簡単すぎて意味を深く考える前に拒否反応から入ってしまうからです。
先に先入観を入れず、率直に話を聞いてほしかったのです。
確かに「大きな声でゆっくり話す」なんて、あまりに単純な方法ですよね。

ただ、これが出来ていない受験者が驚くほど多いのも事実なのです。
そこで「笑顔」についてお話したと思います。
面接会場に入ってくる受験者の1割も“笑顔”で入ってくる人がいない、という話です。

面接官が受験者の「印象」を決めるときに、一体どの要素が重要なのでしょうか?
UCLAのアルバート・メラビアン教授の有名な実験があり、そこで相手に不える印象についての結果があります。
この実験の結果を言いますと、

人の印象
このように、面接で一番重要だと思われている言葉は7%に過ぎず、 残りの93%がそれ以外の要素であることが分かると思います。
これが何を意味するか分かりますか?

要するに、面接で非常に重要な“あなたの印象”というものに対して、それを構成している93%もの部分が、ほとんどの人がほったらかしにしている部分であるという事実なんです。

笑顔が大切と言いました。
笑顔はあなたの外見を最高に引き立てるものです。
その「笑顔」が全くできていません。
印象を55%も構成している“外見”が、たった「笑顔」という要素だけで抑えられるんです。

でも、誰も笑顔の練習をしないんです。
鏡の前で「笑顔」を作る練習をしたことがありますか?
是非、今日これを読み終わったら、いや今でもいいです。鏡を見つけて笑顔を作ってみてください。自然な笑顔がすぐに作れますか?
そして、私が今まで解説した「声」。
声と言ってもやることはたった1つ。大きな声でゆっくり話すこと。
たったこれだけです。
これで「声」の印象がよくなります。

笑顔で「外見」をUPさせ、大きな声でゆっくり話すことで「声」の印象を確実に上げました。
たったこれだけで、もうあなたが初対面である面接官から好印象を得るためのポイントをほとんど抑えていることになるんです。
もう、面接官がいきなり面接開始直後にあなたに興味をなくす理由がなくなるはずです。

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